所沢市役所様
チューボは軽くて、
女性でも簡単に運べます

INTERVIEW
使い切りタイプのほ乳ボトルだから、煮沸消毒ができない環境でも安心
チューボが導入されたきっかけ・背景を教えてください
所沢市役所では、災害時用としてチューボを備蓄し、5年間の保存期限を目安に入れ替えを行っています。
備蓄食料としてミルクを導入したことと併せて使い切りタイプのほ乳ボトルも導入することになりました。
1歳未満の赤ちゃんと一緒に避難される方もいらっしゃることを想定して備蓄用品を見直していましたが、やはり災害発生直後に確保できる水の量は限られています。衛生面も考慮して、最初から使い切りタイプのほ乳ボトルを導入する方向で準備を進めました。

入れ替え対象のものも活用しています

チューボの導入に対する、市民の皆さまのご反応を教えてください
市民のみなさんが備蓄品に関する情報を知る機会はなかなかなく、お問い合わせがあれば回答するという状況です。そのため導入当初のご反応については採用がかなり前であることもあり、分かりません。
ただ、他部署の事業ではありますが、当市では入れ替え対象のものを保健師による0歳児訪問の際に必要なご家庭に配布しております。
持ち運びも、使い方も、簡単で誰でも対応できる
チューボが備蓄に適している理由や他の自治体様に向けたオススメポイントを教えてください
なによりコンパクトであるため、備蓄する場所を取りません。限られたスペースでも必要な数を備蓄できています。また、軽くて持ち運びが簡単です。職員が物品を移動する際や備蓄の入れ替え作業をする際の負担が少なく、女性でも運びやすいです。もちろん哺乳瓶自体の消毒不要という機能以外にも衛生面においても優れていて、一つひとつ密封されていますし、プラスチック製のため割れたりカビが生えたりする心配がありません。
他にも、使い方が難しくないことが挙げられます。災害時、危機管理室の職員は災害対策本部での業務に従事しなくてはならず、避難者の方々を直接対応することができません。そのため、災害時に備蓄品の配布を担当する危機管理室以外の市役所職員でも、商品パッケージに記載された使用方法を見たら対応できることが望ましいです。チューボの場合は特別な使い方の案内を作成する必要がないので、「0歳児ひとりに対してミルクとチューボをいくつ渡すか」といった説明書のみを作成して一緒に保管しています。
今後の備蓄に対する思いや方向性はありますか?
災害時における迅速かつ円滑な支援体制の構築を目指すとともに、市民への防災意識の啓発にも注力していきたいと考えています。発信力に課題を感じているため、情報発信をより強化していきたいです。
また、近年よく注目されるようになったローリングストックについても、市のホームページや広報誌などで周知を行っていきたいと考えています。
