御殿場市役所様
チューボの手軽さが、
防災の啓発活動につながります

INTERVIEW
乳児用品へのニーズの高まりを受けて備蓄をスタート
チューボが導入されたきっかけ・背景を教えてください
御殿場市では、2019年から毎年チューボを購入して備蓄しています。それまでは、乳幼児を中心に、子育て世帯向けの備蓄用品が手薄な状況でした。そのタイミングで防災用品の卸業者からチューボを紹介され、有名な赤ちゃん・子ども用品店で販売されている実績があることや、最近ではお出かけだけでなく備蓄用としてのニーズも高まっていることを知り、採用に至りました。

災害時要配慮者である赤ちゃんや子どもへの支援

チューボの導入に対する、市民の皆さまのご反応を教えてください
管理上のリスクを懸念し、市民のみなさんには備蓄用品に関する詳しいことはお知らせしていません。しかし、災害時要配慮者に該当する赤ちゃんや子ども向けの備蓄を市が行ったことは市民団体の方から好評でした。
職員の間でも、「備蓄用品に関する問い合わせにも対応しやすくなった」「やっとこうしたものが備蓄されるようになってよかった」と、好意的な意見が出ました。
観光客が多い土地だからこそ、個包装で渡しやすいものを
チューボが備蓄に適している理由や他の自治体様に向けたオススメポイントを教えてください
とにかく作りがコンパクトなところです。ジャバラ式になっているボトルはもちろんですが、とりわけ乳首が機能的です。リニューアルに伴ってカバーが付くようになり授乳中もより衛生的に保管できるようになったり、パッケージのフタの裏にはめ込まれて収納されていたり、吸い出し量もひとつで3段階に調節できる仕様になっているので、月齢に合わせて複数の種類の乳首を揃える必要がありません。
また、ボトルには目盛りが入っているため、その場で調乳もできます。
御殿場市には富士山やアウトレット施設があり、観光客への対応も想定した防災の準備をしなくてはいけません。チューボのように個包装で衛生的、かつ、コンパクトで保管も携帯も簡単な備蓄用品は、有事の際に渡しやすくていいなと思います。
今後の備蓄に対する思いや方向性はありますか?
防災の啓発活動に、特に注力していきたいです。御殿場市では、静岡県が実施する地域防災訓練に合わせて、「地域防災訓練モデル区訓練」という独自の訓練を実施しています。市民も100〜300人ほどが参加しているので、備蓄用品を紹介する機会を設けることも検討しています。
チューボはとても手に取りやすいデザインだと思うので、実際に触ってみてもらったり、配布したりして、市民のみなさんの防災意識を高めるきっかけに繋がれば嬉しいです。
